Development

アトラクション開発においては、「優れたアイデア」だけでなく、デザイン、システム、施工など多岐にわたる専門知識が求められます。ドリームスタジオは、企画から施工をトータルで実施し、導入後のオペレーションまでを見据えて、アトラクションの総合プロデュースを行います。

アトラクションを成功に導く3つのノウハウ

“また来たい”を生み出す明確なゴール設定

アトラクション開発において最も重要なポイントは、「お客様にどんな体験を提供し、どんな気持ちで帰ってもらうか」というゴール設定です。これが明確でないままにつくられたアトラクションは、お客様に“また来たい”と思ってもらうことは難しいでしょう。私たちは、企画の段階から明確なゴールを設定し、それを軸として演出や運営の判断を行うことで、高品質なアトラクションを開発しています。

長期稼働に耐えうる安全性とメンテナンス性

短期間で撤去されるイベントとは異なり、長期間にわたって稼働させるアトラクションは、「建築」のような考え方が求められます。夢のある世界観を描くだけでなく、安定して運用できるよう保守性を重視し、現場でのトラブルを未然に防ぐ工夫も必須です。私たちは、日々の清掃や点検のしやすさなどの細部にまで配慮をして、安定稼働を実現する構造設計を行います。

施設全体を考慮した動線・配置計画

テーマパークや遊園地においては、“魅力の食い合い”が起きないよう、園内の他のアトラクションとのバランスを取ることも重要です。ドリームスタジオは、専門家の視点でラインナップを分析し、園内の人の流れも考慮した上で、その場所に最適なアトラクションを提案します。また、施設ごとのターゲット層にあわせて、アトラクションの難易度やテイストを細かく調整する仕事も得意としています。

アトラクション開発におけるドリームスタジオの特長

物語の世界をベースにした魅力づくり

ドリームスタジオが志摩スペイン村で手掛けた『アリス イン ダークランド』では、誰もが知るストーリーを深掘りして、親しみやすいキャラクターへ再構築することに成功しました。お客様が“魔法の杖”を振ると照明や映像が反応するインタラクティブなギミックを開発し、ファミリー層が繰り返し訪れたくなる体験を実現しています。このように、物語の根幹を深く理解した上で、原作ファンも納得するクオリティのアトラクションを開発できることは、私たちの大きな強みであると自負しています。

お客様が「登場人物」になれる没入体験

アトラクション開発においては、参加型、体験型への進化が見られますが、さらにその先には「没入感」をいかに実現するかという課題があります。お客様が観客の1人として見るだけでなく、自らがストーリーの登場人物となって参加し、体験できるイマーシブな空間づくりを私たちは重視しています。その鍵となるのは、テーマの背景にある歴史や文化などのコンテクスト(文脈)を深く理解し、体験として設計することといえるでしょう。

解説:株式会社ドリームスタジオ プロジェクト企画部兼開発部 澤田 翔平(アトラクション開発)