DreamStudio

2015年ボストンサイエンスミュージアムで初開催されてから、その後北米で150万人超を動員した「PIXARのひみつ展」が、アジア初として本年4月六本木ヒルズで開催されます。その後2年間日本国内の主要都市で開催されます。

あの愛すべきピクサー映画や登場するキャラクター達が出来上がるまでの舞台裏をのぞいてみませんか!「Pixarのひみつ展」そこにはピクサーの制作のカギとなる科学と技術のひみつが隠されているのです。 ゲストが体験できるこの展示では、これまでに数々の賞を受賞したピクサー映画を作り出してきたアーティストやコンピューター・サイエンティストが駆使してきた4つのSTEM “科学(Science)・科学技術(Technology)・工学(Engineering)・数理学(Mathematics)”について具体的に説明してくれます。 40以上にのぼる体験展示で構成された本展は、ピクサー映画が作られる8つの工程のそれぞれを、ピクサーのオフィスで行われているように説明しています。それは他ではありえない体験です。展示に触れ、ピクサーのスタッフの声に耳を傾け、バズ、ドーリー、マイク &サリー、エドナ、ウォーリーなど、人気のキャラクターに出会いながらピクサー作品がどのようにして作られるかを楽しく体験してください!

ドリームスタジオは本展を日本国内で2年間に亘りプロモートすることができ、とても光栄に思っています。今回の開催にあたり、ボストンサイエンスミュージアムの素敵なスタッフ達と仕事ができる事、また来場者の方々にアニメーション映画制作の鍵となる8つの工程を体験して頂ける事を心より嬉しく思います。私たちは来場者が「PIXARのひみつ展」を通して、STEM(Science 科学、Technology 科学技術、Engineering 工学、Mathematics 数理学)の組み合わせがどのようにピクサー映画を生み出しているのか体験し、理解してくれることを望みます。

PIXARのひみつ展とは?

パイプライン

  • Modeling モデリング

    コンセプト・アートに基づき、デジタルモデラーがキャラクターのバーチャル3Dモデルをつくります。

  • Rigging リギング

    リガーはバーチャルな関節と筋肉をつくり、モデルの動きを設計します。

  • Surfaces サーフェイス

    サーフェイシング・アーティストが、コンピューター・プログラムでオブジェクトの表面を再現します。

  • Sets & Cameras セット&カメラ

    バーチャル世界を構築するのがセット・デザイナー。カメラ・アーティストはバーチャル世界を撮影するカメラマンです。

  • Animation アニメーション

    アニメーターがキャラクターに演技をつけ、ストーリーに命を吹き込みます。

  • Simulation シミュレーション

    シミュレーション・テクニカル・ディレクターは、プログラムで髪の毛や衣服を本物のように動かします。

  • Lighting ライティング

    照明デザイナーは照明効果でシーンに強弱をつけ、ストーリーの情感を引き立てます。

  • Rendering レンダリング

    レンダー・テクニカル・ディレクターは、最適な方法を模索し、データを最終的な2Dイメージへ変換しています。

  • モデリング

    デジタルスカルプティングで3Dモデルをつくる

    キャラクターデザインはアーティストがスケッチを描き、マケットと呼ばれる粘土模型でキャラクターの特徴を把握することから始まります。次にデジタルモデラーがマケットをデジタルスキャンするなどしてバーチャル3Dモデルにします。点と点をつないだ“デジタルワイヤーフレーム”になった最終の状態を“3Dモデル”と呼びます。

  • リギング

    デジタルリグで動く

    キャラクターに仮想の骨や関節、筋肉をつくるのがリガーの仕事です。例えば、腿を上げたときに膝が自然に曲がるように“リグ”でキャラクターの体の「パーツの動作」を決めます。アニメーターがキャラクターのポーズを簡単かつ効率的につくるには、リグの数・場所・曲がる角度などが適切につくられている必要があります。

  • サーフェイス

    表面の見え方は、フォルムづくりとは別に行われる

    物の見え方は、ストーリーそのものです。素材は何か。新品か、古びているか。手入れされているか、放置されたままか。バーチャル3Dモデルができると、サーフェイシングアーティストは“シェーダー”と呼ばれるコンピュータープログラムでその表面を加工します。 シェーダーが物に当たる光の散乱方法を調整する事で、表面を光沢ある透明なガラスのようにも、鈍色でザラザラの錆びたようにも表現できます。

  • セット&カメラ

    バーチャルカメラで3Dの世界を覗いてみよう

    ストーリーボードに描かれたイメージをリアルな世界に変えるには、小石・木・建物などシーンに合ったセットが重要です。セットデザイナーが、フレーム内でのセットの見え方を検証し、ストーリーの文脈や背景、情感を伝え、地面から仮想世界を構築します。カメラアーティストはバーチャルカメラで、ストーリーが伝わる構図、カメラの動き、レンズの種類を選択し、形にしていきます。

  • アニメーション

    アニメーションは演技である

    ピクサーのアニメーターがキャラクターに演技をつけることでシーンに躍動感が生まれ、ストーリーに生命が吹き込まれます。まず、動きの中でポイントとなる位置を区切る“キー・フレーム”をつくる事から始めます。次にコンピューター・プログラムでキー・フレーム間の動きを描写し、アニメーターが望む感情をキャラクターに表現させます。

  • シミュレーション

    コンピューター・プログラムで動きを自動化する

    キャラクターの髪の毛・毛皮・衣類が本物のように動くようプログラミングするのがシミュレーションプログラマーの仕事です。プログラミングの情報量と技術的制限、シミュレーションを起動する際にかかる時間との間でバランスを取りながら、火や水のような「自然現象の物理法則」を作品の世界観を基に設定することから取り掛かります。

  • ライティング

    バーチャル照明が雰囲気とリアリティを引き立てる

    照明効果はストーリー上で不可欠な要素です。観客の視線を誘導し、情感あふれるシーン表現の役割も担います。光の色や位置、明るさなど、照明効果に求められる要素はプログラムされており、照明デザイナーがコンピューター上でバーチャル照明をつくります。

  • レンダリング

    バーチャルな3Dシーンを2Dイメージ画像に変換する

    ここまでの工程でバーチャル上でのシーンは完成です。キャラクターには影とポーズがつけられ、照明とカメラは所定の位置にセットされ、シミュレーション効果の準備も整いました。ここからは最終的な映像へと仕上げるレンダリングの工程に入ります。ピクサーは各工程を低解像度で進め、最終段階で高解像度のレンダリングを行い、効率的に作品を完成させていきます。

巡回会場のご案内

東京
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
会期 2019年4月13日(土)〜9月16日(月・祝)
開館時間 10:00〜22:00(最終入場21:30)
休館日 会期中無休
入場料 一般1,800円、高校生・大学生1,200円、4歳〜中学生600円、シニア(65歳以上)1,500円
主催 東京シティビュー、NHKプロモーション
企画制作 ドリームスタジオ
特別協力 ウォルト・ディズニー・ジャパン
協賛 ハウス食品グループ、ロート製薬 *五十音順
後援 J-WAVE 81.3FM
問い合わせ 東京シティビュー TEL 03-6406-6652 (受付時間10:00〜20:00)
展覧会サイト 東京展特設サイト
新潟
新潟県立近代美術館
会期 2019年10月12日(土)〜11月24日(日)
大阪
グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル 地下1階 イベントラボ
会期 2019年12月21日(土)〜2020年2月23日(日)

「PIXARのひみつ展」はボストンサイエンスミュージアムがPIXARとの協力により開発したものです。
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